学術集会を主催した大津敦氏とは

第9回アジア臨床腫瘍学会 学術集会を主催した大津敦氏は、国立がん研究センター東病院の臨床開発センター長を務める腫瘍内科学を専門とする方です。

アジア臨床腫瘍学会 学術集会とはわが国の遅れていた腫瘍内科学の確立、薬物療法専門医の育成を目的として発足したもので彼が第9回目の主催者となりました。

大津敦氏は東北大学医学部を卒業後、東北大学第三内科にて医学博士号を取得。三年間の研修を終えた後国立がん研究センターの内科レジデントを務め現在の国立がん研究センター東病院に赴任されました。

大津敦氏はがんの研究に長く携わり新しいがん治療薬の開発など世界最先端の国際試験を含む多くの試験で中心的役割を担ってきました。現在の研究では消化器がんの臨床試験・研究に重きをおいています。

近年多くの国で死因第一位となっているがん。彼は日本のみならず世界で認められる最先端がん治療の第一人者として常に研究を進めています。技術はもちろんのこと患者へ最良の治療をとインフォームドコンセントのもとに診療を進め精神的なところでも情熱をもってケアをされています。

初診時から切れ目ない診療を続けていくことが彼のモットーであり、看護師、薬剤師、ソーシャルワーカーなど多方面の職種からなるチームを結成させ患者の全面サポートにも力をいれています。

国外からのがん患者の対応を行う医療コンシェルジュの設置を行うなどがん治療に対する熱意は国内だけには留まりません。世界のがん治療の中心的立場にいる理由は彼のこのような取り組み等が評価されたものではないでしょうか。

がんの治療にはがん治療薬を用いた化学療法のほかに放射線療法、外科的治療など様々ありますが国立がん研究センター東病院ではいずれもすべて最先端機器、最高水準の医術が完備されています。

このように整ったがん治療環境を患者に提供できるのも大津敦氏のもたらした成果と言えるでしょう。
彼は増加の一途をたどるがん治療において欠かせない人物といっても過言ではありません。